「芸術家のための互助の仕組み」をつくろう
仕事が不安定で、収入も低くなりがちな芸術家、スタッフが、安心して安全に働くことができるよう、芸団協では、「芸術家のための互助の仕組み」づくりを提案しています。
この仕組みをより良い形で実現していくために、取組を続けてまいります。
芸術家、スタッフが、誇りをもって心おきなく安心・安全に続けられる職業として当たり前になる未来のために。ぜひ、皆様の意見をお寄せください。
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中間提言
「芸術家のための互助の仕組み」に関する中間提言 -
審議のまとめ
令和5年度 芸術家の社会保障等に関する研究会
審議のまとめ
講座情報
社会保障・セルフケア講座
~心おきなく芸術文化領域で働くために
もしもの時にどのような制度を活用できるのか、何が足りないのか、その不足を補うために、「芸術家のための互助の仕組み」をはじめ、業界がどのように取り組んでいるのかを知ることは、実演家・スタッフが心置きなく活動を続けていく上で必ず助けになります。
東京芸術文化相談サポートセンター アートノト(運営:アーツカウンシル東京)では、アーティストや芸術文化の担い手を対象に、初めて「社会保障・セルフケア講座」を開催します。芸団協は、芸術家のための社会保障研究で培った知見を活かし、本講座の企画・運営を担っています。
専門家による講義だけでなく、芸術創造の場で活躍する実演家・制作者が聞き手となり、受講者目線で疑問を解きほぐしていきます。
ぜひこの機会に、“盾”となる制度や取組について学んでみませんか?
- 10月9日(水)18:30〜20:00社会保障制度の基本を知ろう
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講師:山下慎一 聞き手:桂 鷹治
フリーランスと会社員・公務員(被用者・労働者)とで異なる社会保険(医療保険、年金保険)と労働保険(労働者災害補償保険、雇用保険)の全体像について、どのような保障が受けられるのか、あるいは受けられないのか、想定される事例に合わせて解説します。
- 10月29日(火)18:30〜20:00もしものときにフリーランスが活用できる仕組みを知ろう
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講師:横山北斗 聞き手:桂 鷹治
労災保険特別加入制度や小規模企業共済等の、もしものときのために任意で備えられる制度や、社会福祉や生活保護等の、社会保険・労働保険以外のセーフティネットについて、具体例とともに解説します。
- 11月12日(火)18:30〜20:00“雇う”ときに必要な手続きや労務管理を知ろう
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講師:正木啓明 聞き手:山口佳子
芸術文化の業界では、雇われたり仕事を受注したりするだけでなく、雇用したり発注したりする側になる人も多くいます。人を“雇う”ときに必要な労働社会保険手続や安全管理などの基本を、業界独自の取組も紹介しながら、解説します。
- 11月26日(火)18:30〜20:30創造活動を続けるために、心と身体のセルフケアを知ろう
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講師:髙倉理利子、手島将彦
心と身体は密接につながっています。心身両方へのケアは、分野によって特性や程度の差はあれど、創造活動をする上で欠かせない視点です。ベストな状態で長く創造活動を続けるための心と身体のセルフケアの基礎について紹介します。
応援メッセージ
コラム
知っておこう!
困ったときに活用できる社会保障制度
ケガや病気で仕事ができない。子育てや介護との両立が難しい。引退後の生活が心配だ...
困った状況に直面した時、助けになるのが社会保障制度です。
芸術家、スタッフの皆さんの生活やキャリアを守るために、社会保障制度の活用方法について解説します。
NPO法人Social Change Agency代表理事、ポスト申請主義を考える会代表、社会福祉士
横山 北斗
これまでの経緯
- 芸団協
- 社会
- 2020年
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新型コロナウイルスが世界的に蔓延
3月 実演芸術活動の維持と鑑賞機会の回復に向けた施策を求める要望書を総理大臣らへ提出
- 2021年
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4月 文化芸術推進フォーラム(事務局:芸団協)が、日本芸術文化振興会とともに、芸術家等のコロナ禍での状況、喫緊の課題等についてアンケート調査を実施
→ 詳しくはこちら4月 芸能従事者が労災保険特別加入制度の対象に
7月 文化芸術推進フォーラムがアンケート調査報告と提言を公表
→ 詳しくはこちら10月 コロナ禍の文化芸術界への影響を把握し、文化芸術の再生に向けた提言を行うためアンケート調査を実施
→ 詳しくはこちら
- 2022年
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2月 「実演芸術の再生に向けた提言に関するアンケート」報告書を公開
→ 詳しくはこちら7月 文化庁が「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン(検討のまとめ)」を公表
9月 「芸術家の社会保障等に関する研究会」を立ち上げ、ドイツ、フランス、韓国における芸術家のための社会保障制度について調査研究を実施
詳しくはこちら
- 2023年
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3月 第2期文化芸術推進基本計画が閣議決定。計画期間中に取り組むべき重要施策の一つとして「芸術家等が個人事業主等として事業を継続し、専念して活動が継続できる仕組みの検討」が盛り込まれる
3月 令和4年度文化庁「芸術家等実務研修会」として制作した適正な契約関係構築のための教材(実演家、芸術団体制作者向け)を公開
→ 詳しくはこちら7月 文化芸術推進フォーラムが日本芸術文化振興会とともに、芸術家等の社会保障の状況及びセーフティネットへのニーズを把握するため、アンケート調査を実施
→ 詳しくはこちら10月 文化芸術推進フォーラムがアンケート調査結果を公表
詳しくはこちら10月 令和5年度「芸術家の社会保障等に関する研究会」を立ち上げ、日本の実情に合わせた芸術家のためのセーフティネットの在り方について検討
- 2024年
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3月 令和5年度「芸術家の社会保障等に関する研究会」が「審議のまとめ」をまとめる
4月 「芸術家のための互助の仕組み」に関する中間提言を公表
4月 文化芸術推進フォーラムがアンケート分析結果(グラフ集)を公表
詳しくはこちら5月 セミナー「俳優の仕事と社会保障を語る~ブロードウェイ俳優、米国俳優協会会員を迎えて」を実施
→ 詳しくはこちら7月 文化経済学会<日本>2024研究大会にて企画セッション「日本の芸術家のためのセーフティネット構築について考える」を実施 → 詳しくはこちら
関連リンク
お問い合わせ
「芸術家のための互助の仕組み」づくりの取組に関する質問やご意見は、お問い合わせフォームからお寄せください。
この「『芸術家のための互助の仕組み』をつくろう」ウェブページは、
一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS/サートラス)の共通目的基金の助成を受けて作成されています。