一中節(いっちゅうぶし)

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概要

 

京都の初世都太夫一中(1650~1724)が創始した浄瑠璃。上方の歌舞伎に出勤していたが、18世紀はじめに江戸に下り大評判を得た後、門弟が江戸に残って歌舞伎に出演したことから、江戸にも定着することになりました。上方生まれの柔らかい味わいが持ち味で、今日では専ら室内音楽として行われます。近代以降は演奏者が減少し、河東節・宮薗節・荻江節とともに「古曲」と総称されています。現在、都派、菅野派、宇治派の三派があります。

 

一中節(宇治派) タテ浄瑠璃:宇治紫文
 

 

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