箏曲(そうきょく)

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概要

 

箏の音楽のこと。江戸時代初期に八橋検校(1614~85)が創始して以来、盲人音楽家が専門的に創作・教習・伝承に関与。器楽曲もありますが、歴史的には箏の弾き歌いによる歌曲が圧倒的に多く、しかもその歌詞は高度な文学性を誇っています。その雅やかな響きは、日本を代表する音楽として時代を超えて愛され、とくに近代以降は箏をクローズアップした創作活動も盛んです。代表的な流派に、関西を中心に地歌と密接な関わりを持ちながら発達した生田流と、江戸で誕生した山田流があり、地歌・尺八とともに「三曲」を形成しています。

 

 

関連キーワード

 

三曲(さんきょく)地歌(じうた)

 

 

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