文楽(ぶんらく)

HOME > 日本の伝統芸能 > 文楽(ぶんらく)

 

概要

 

文楽は、三味線を伴奏とする義太夫節にあわせて人形操作を行うわが国の伝統的な人形劇で、18世紀に大成されました。

もともとは人形浄瑠璃といわれていましたが、大正中期以降、その上演場所であった文楽座が唯一の専門劇場となったことから、文楽が人形浄瑠璃の芸能そのものをさすようになりました。

文楽は、浄瑠璃語り(=義太夫節の大夫)、三味線弾き、人形遣いの三者で成り立っています。

また人形も一体につき三人掛かりで操るものとして様式が確立されています。

2003年に世界文化遺産に登録されました。

 

『曽根崎心中』(第135回文楽公演、国立劇場小劇場)より「天満屋の段」 

吉田玉男(手代徳兵衛)、吉田蓑助(天満屋お初)

 

関連キーワード

 

浄瑠璃(じょうるり)義太夫節(ぎだゆうぶし)

 

 

関連サイト