第11回「芸能実演家・スタッフの活動と生活実態調査」アンケートご協力のお願い(回答締切:3月31日)
芸団協
2025年2月28日
実演家やスタッフの活動・働き方を数値で把握し、文化芸術の将来を展望するために
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会[芸団協]は、1974年から5年ごとに「芸能実演家・スタッフの活動と生活実態調査」を実施しています。
この調査は、俳優・歌手・演奏家・舞踊家・落語家などの実演家や、演出家、制作者、音響・照明・舞台監督などのスタッフなど、さまざまな団体を正会員とする芸団協だからこその大規模調査です。
今回が、50年目、第11回の調査となります。
芸団協正会員団体にご所属の方を対象に実施するサンプリング調査です。
アンケートは、オンラインで回答いただく形式です。
芸団協正会員団体のご協力を得て、調査対象者をランダムに抽出し、調査対象となった方のみにメールまたは郵送で回答URLをお送りしています。
ご案内が届いた方は、ぜひ回答にご協力をお願いします。
資料として活用されるためには、できるだけ多くの方々のご回答が必要です。
ご多忙のところ大変恐縮ですが、本調査の趣旨と理念をご理解いただき、回答にご協力くださいますようお願い申し上げます。
- これだけ幅広い実演芸術分野を対象とした継続的な調査は他に類がなく、演劇、舞踊、演芸などのジャンルごとの比較から浮かび上がる課題もあります。
- 観客からは見えない実演家やスタッフの活動・働き方の実態や、問題意識などを広く社会に伝える貴重な資料となります。
- 芸術創造活動のよりよい環境整備のため、法律や文化施策の裏づけとなる資料として、研究者や、国会、文化庁をはじめとする省庁、地方公共団体などにも活用されてきました。
- 前回(2019年度)調査では、実演家やスタッフの多くが雇用ではないこと、書面契約を交わすことも少なく、ケガや病気の時の補償がないことが明らかになっており、コロナ禍で支援を訴える際のエビデンスとなりました。
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アンケート実施期間 2025年3月1日(土)~3月31日(月)17時まで
◆アンケートのご案内が届いた皆様へ◆
●アンケートは、オンラインで回答いただきます。
●回答フォームURLは、調査対象者のみに、メールまたは郵送でお知らせしています。
●回答は、無記名で、所属団体も伺いません。回答は統計的に集計して、調査結果として公開します。ご回答によって個人が特定されることは、絶対にありません。
●ほとんどが選択肢から選んでいただく質問で、回答時間は平均20分程度です。
●昨年1年間のおおよその活動日数などを伺いますので、スケジュール帳などをお手元にご用意いただくことをお勧めします。
●途中で中断することもできます(何度でも、途中までの回答が保存された状態で再開可能)。必ず、回答画面の上部に出る「再開用ID」を控えてください。詳しくは、回答開始画面の注意点をご覧ください。
●一定時間が経過すると、エラーになる場合があります。その場合は、回答フォームURLに再度アクセスしてください。「再開用ID」を控えておくと、途中から再開することができます。
●「回答フォームの注意点」(PDF)もご覧ください。
●集計・分析に影響がでるため、お試し回答はご遠慮ください。アンケートの質問項目一覧について、事前に知りたい場合は、芸団協までお問い合わせください。
●アンケート内容のご質問や、不明点がございましたら、問合せフォームまたはお電話にてお問い合わせください。
◆参考◆ この5年間の調査研究
2019年夏 | 第10回「芸能実演家・スタッフの活動と生活実態調査」アンケートを実施 |
2020年1月~ | 世界中で新型コロナウイルス感染が拡大 |
2020年3月末 | ●第10回 芸能実演家・スタッフの活動と生活実態調査 2020年版を発行![]() |
2020年4月 | 新型コロナウイルス感染症拡大のため初の緊急事態宣言発令 芸団協正会員10団体が緊急調査「新型コロナウイルス感染拡大防止によるフリーランスに対する公的支援に関する実態調査」を実施 ●緊急調査「新型コロナウイルス感染拡大防止によるフリーランスに対する公的支援に関する実態調査」報告書 |
2021年4月 | 文化芸術推進フォーラム(事務局:芸団協)が、コロナ禍支援「文化芸術活動の継続支援事業」給付を受けた人を対象に、アンケート実施 ●「新型コロナウイルス感染症拡大による文化芸術界への甚大な打撃、そして再生にむけて」報告書 |
2021年10月 | 芸団協正会員団体に所属する実演家・スタッフを対象に、緊急アンケート「実演芸術の再生に向けた提言に関するアンケート」を実施 ●緊急アンケート「実演芸術の再生に向けた提言に関するアンケート」報告書 ![]() ●緊急アンケート「実演芸術の再生に向けた提言に関するアンケート」分析結果 これらの調査結果をもとに、11月に「文化芸術の活動継続と再生に向けての緊急要望」を松野官房長官ほかへ手交 |
2022年 | 「芸術家の社会保障に関する研究」を開始 ●2022年度 芸術家の社会保障に関する研究報告書 ![]() |
2023年5月 | 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症に移行 |
2023年7月 | 文化芸術推進フォーラム(事務局:芸団協)が、文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」の個人交付決定者、及び芸団協正会員団体・文化芸術推進フォーラム構成団体に所属する芸術家・実演家・スタッフ等を対象にアンケートを実施 ●「新型コロナウイルス感染症の影響に対する政府の施策の活用状況及び芸術家等のセーフティネットに関するアンケート」報告(速報) ●新型コロナウイルス感染症の影響に対する政府の施策の活用状況及び芸術家等のセーフティネットに関するアンケート」分析結果(グラフ集) |
2024年4月 | 2023年度の「芸術家の社会保障に関する研究」を経て、「『芸術家のための互助の仕組み』に関する中間提言」を発表 ●「芸術家のための互助の仕組み」に関する中間提言 ![]() ●令和5年度「芸術家の社会保障等に関する研究会」審議のまとめ これらを受けて、「芸術家のための互助の仕組み」の具体化に向けて、2024年度も社会保障研究を継続中 |
2025年3月 | 実施中|第11回「芸能実演家・スタッフの活動と生活実態調査」アンケート 実施中|作家・クリエイター対象「芸術活動および社会保障アンケート」 |