最新の2006年の調査では、1年間に演芸・演劇・舞踊いずれかの鑑賞を行ったことのある人の割合(鑑賞行動者率)は全国で14.2%。もっとも高い東京は21.5%で、およそ5人に1人がライブでの鑑賞を行っているということになります。次いで大阪府が16.9%、別項で紹介する音楽系の統計では上位にはありませんが、土地がら寄席やお笑いなどに足を運ぶ人が多いのでしょうか。首都圏、関西、愛知に加え、地方都市では複数の劇場を持つ福岡が10位となりました。一方、音楽系では上位にあった北海道が40位となり、ジャンルにより地域での鑑賞行動に差もあるようです。音楽系では、1位と47位との差が、8ポイントほどですが、演芸・演劇・舞踊では、12.8ポイントとなっており、より地域格差が強くなっているようです。