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実演芸術連携交流事業 第12回「実演芸術連携フォーラム」(2/18実施)をアーカイブ配信

実演芸術振興事業

2021年2月26日

未だ収束の兆しを見せない新型コロナウイルスの感染拡大に、文化芸術も大きな打撃を受けています。
一方、政府や自治体による多面的な支援が展開されるようになり、総額500億円にのぼる文化庁の補正予算も記憶に新しいところです。
また、2021年度の予算では、新型コロナウイルス対策費の継続・拡充に加えて、地域文化振興策の拡充も打ち出されました。

文化芸術基本法に基づく「文化芸術基本計画」の目標に「地域の文化芸術を推進するプラットフォームの形成」が掲げられる中、本年は「JAPAN LIVE YELL project」(アートキャラバン事業)を通して地域内外の様々な連携が図られ、地域文化を見直す契機ともなりました。
また、地域文化の振興拠点を担う劇場に期待が込められた「劇場法」も、制定から10年を迎えようとしています。

時にブレーキを踏み、時にアクセルを踏み、実演芸術活動をどのように回復・再生させていくか。
2020
年の経験を踏まえ、今後を展望する実演芸術連携フォーラムを開催しました。

アーカイブ配信がご覧いただけます。ぜひご覧ください。

【アーカイブ配信期間】2021年3月31日まで(予定)
【アーカイブ視聴方法】事業ウェブサイトからご覧いただけます。
https://www.geidankyo.or.jp/renkeikoryu/forum_archive/
【内容】     
◎第1部「感染症対策支援事業 ~動画配信の可能性と限界~」
●J-LODliveや文化芸術収益力強化事業の活用事例
松田 和彦(東宝株式会社)
山井 綱雄(シテ方金春流能楽師)
進行:福井 健策(骨董通り法律事務所)
 
◎第2部「地域文化基盤の形成と全国的な交流の促進」
●JAPAN LIVE YELL project(アートキャラバン事業)の効果と課題
渡辺 弘(彩の国さいたま芸術劇場)
●地域文化倶楽部の可能性
杉浦 幹男(アーツカウンシル新潟)/文化庁担当者
進行:川島 香(芸団協)
 
◎第3部「これからの地域文化振興について」
●第三次補正予算の活用による今後の展開
大和滋(芸団協)
●パネルディスカッション~劇場法から10年
矢作 勝義(穂の国とよはし芸術劇場PLAT)
堀内 真人(KAAT神奈川芸術劇場)
西濱 秀樹(山形交響楽団)
進行:岸 正人(全国公立文化施設協会)
文化庁 令和2年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業