芸術家のための社会保障シンポジウム 12/12開催(申込締切:12/10)
芸団協
2025年11月10日
断続的で、不安定な文化芸術活動。その担い手である実演家、芸術家、スタッフの多くは、その働き方ゆえに、公的な「もしもの時」の備えがありません。
コロナ禍を経て、文化芸術活動を続ける上でのセーフティネットの重要性が、改めて浮き彫りになりました。
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)は、こうした状況を改善するため、2022年度より国内外の芸術家のための社会保障に関する調査研究を開始し、2024年に業界全体で支える「互助の仕組み」を提言。これを具体化すべく、2025年7月、「一般財団法人日本実演芸術福祉財団」を立ち上げました。
本シンポジウムでは、芸術家等の社会福祉やキャリア形成を支援する国内外の取組から、日本における芸術家等のセーフティネットのあるべき姿を考えます。
これから先、安心して実演芸術活動を続けていくために、働き方や活動環境整備について共に考える機会になればと願います。
どうぞふるってご参加ください。
芸術家のための社会保障シンポジウム
―今、文化芸術の担い手が求めるセーフティネットとは―
| 日時 | 2025年12月12日(金)14:00 ~16:00(開場13:30予定) |
| 会場 | 日比谷三井カンファレンス Room 1 & 2 (〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー8階) ミッドタウン日比谷オフィス棟の8階です ※会場参加のみ。オンライン同時配信はありません。 |
| 参加費 | 無料(要事前申込み) |
| 言語 | 日本語/英語 同時通訳あり |
| プログラム・登壇者 | ■第1部 基調講演 「業界全体で担い手のセーフティネットを構築するアメリカの取り組み」 バーバラ・S・ディヴィス(Entertainment Community Fund 最高執行責任者) ![]() ■第2部 パネル・ディスカッション 「文化芸術界におけるセーフティネットのあるべき姿とは」 吉田 智誉樹(四季株式会社 代表取締役) 三木 雄馬(谷桃子バレエ団 プリンシパル) 田﨑 竜太(映画監督) 榧野 睦子(芸団協 著作隣接権総合研究所研究室長、日本実演芸術福祉財団 理事) モデレーター:秋野 有紀(早稲田大学 教授) ![]() |
| 申込み方法 | からお申込みください【申込締切】12月10日(水) ※定員に達し次第締切 |
| 主催 | 公益社団法人日本芸能実演家団体協議会[芸団協] |
| 協力 | 文化芸術推進フォーラム、一般財団法人日本実演芸術福祉財団、一般社団法人日本映画制作適正化機構(予定) |
| 助成 | 一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的基金の助成を受けて実施されます。![]() |
Entertainment Community Fund(ECF)とは?
1882年に創設されたアメリカの公益非営利団体。実演芸術界、エンタテインメント界の実演家やスタッフを対象に、緊急財政支援、社会福祉サービス、低所得者向けの住居提供・住宅確保支援、医療保険加入支援、専門医療センターの設置、キャリア・カウンセリング、セカンド・キャリア教育、求人情報提供、住宅型有料老人ホーム提供、ケアプラン作成等の幅広いサービスを行っている。2022年、支援対象が広がっている現状を鑑み、Actors’ Fundから改名。寄付、助成が収入全体の3/4を占めているが、資金調達のため、毎年ガラ公演を実施している。2025年4月の公演では、160万ドルの資金を獲得。



