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基準協『舞台技術の共通基礎―公演に携わるすべての人々に[改訂版2025]』を刊行

実演芸術振興事業

2025年4月11日

芸団協が事務局を務める劇場等演出空間運用基準協議会(基準協)より、『舞台技術の共通基礎―公演に携わるすべての人々に[改訂版2025]

を刊行しました。

劇場・ホールの歴史から、舞台機構、照明、音響、映像それぞれの設備・機器の説明、制作過程についての基礎をまとめた一冊。
教育機関や専門家の研修教材としてご利用いただいています。



[改訂版2025]では、昨年6月に発行した『劇場等演出空間の運用および安全に関するガイドラインver.4』から、公演制作過程での注意事項も掲載。

また、高所作業で着用が義務付けているフルハーネス型の墜落制止用器具や、脚立の使用法なども、イラストを用いて分かりやすく説明しています。

さらに、公演中のアクシデント、地震などの自然災害・火災・感染症拡大などの緊急時に、公演の再開・中止を判断する手順と備えについても、表やチャートにまとめました。

舞台技術者はもちろん、制作者、施設管理者など、公演・イベントに携わるならば身につけておきたい知識を横断的に網羅した充実の内容です。

全国の書店でお求めいただけるほか、基準協ウェブサイトの「出版物購入申込みフォーム」よりご注文いただけます。
https://www.kijunkyo.jp/
※お求めの際は「改訂版2025」であることをご確認ください。



『劇場等演出空間の運用および安全に関するガイドラインver.4』(2024年6月公開)も、ぜひあわせてご覧ください。