日比谷・銀座・築地でタッグを組む「東京アート&ライブシティ」構想を発表
実演芸術振興事業
2018年2月22日
2018年2月21日、観世能楽堂(GINZA SIX)にて、「東京アート&ライブシティ」構想の発表記者会見が実施されました。
多様な芸術が集積している日比谷・銀座・築地をグルメ&ショッピングとともに世界に発信するプロジェクトの始動です。
能楽、歌舞伎、宝塚からミュージカル、演劇、オペラ、そしてクラシック音楽まで、多様な劇場・ホールが集積し、ライブ ハウスや映画館、ギャラリーがひしめき合う地域、関係者が連携していくことで新たなシーンの創出が期待されます。
芸団協も、「東京アート&ライブシティ構想」実行委員会の会員団体のひとつとして、実行委員会事務局を担います。
エリア情報が集約されたウェブサイトが、2018年4月20日にオープン。
訪日前、訪日中の観光客に向けた芸術情報の発信強化を目指し、近くオンラインでのチケット購入への導線も整備、2ヵ国語対応からゆくゆくは6ヵ国語対応にまで広がる予定です。
記者会見では、実行委員会代表幹事の大谷信義氏(公益社団法人日本演劇興行協会会長)から「東京アート&ライブシティ」構想の新たな協力体制が紹介され、二十六世観世宗家 観世清和氏からは、能楽の敷居を低くして多くの人に楽しんでいただく試みをやっていきたい、銀座ギャラリーズ理事長 山田聖子氏からは、銀座に多数あるギャラリー同士で連携したイベントをここ10年行ってきたが、さらに他ジャンルとともに企画・発信していきたい、と今後に向けての意気込みが述べられました。
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会理事 尾上墨雪氏(日本舞踊家)からは、個々で活動していたものがアート&ライブシティで新しい創造的な舞台が生まれることへの期待に加え、訪れる多くの人たちが迷わない手引書をつくることは、世界にとって大事なことだと語られました。
◎記者発表資料(PDF)
◎プレゼンテーション資料(PDF)