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野村萬会長がフランス芸術文化勲章を受章、日本放送協会文化賞および松尾芸能賞大賞を受賞

芸団協

2019年4月10日

野村萬会長が芸術文化勲章「オフィシエ」を受章しました

芸術文化勲章はフランス共和国文化省が1957年に創設した勲章で、芸術・文学の領域での創造、もしくはこれらのフランスや世界での普及に傑出した功績のあった人物が叙勲の対象となるものです。

(c)KOS‐CREA 写真提供:国際交流基金

野村萬会長が第70回(2018年度)日本放送協会日本放送文化賞を受賞しました

日本放送文化賞は1949年度に設けられ、放送事業の発展に寄与し、放送文化の向上に貢献があった方々に毎年贈られるものです。
野村会長は、狂言方の第一人者として半世紀以上にわたり古典芸能番組に数多く出演し、伝統芸能の魅力を広く発信しているほか、芸団協会長として、放送と伝統芸能の世界をつなぐ役割を果たしており、放送文化の発展に貢献していることが評価されての受賞となりました。

野村萬会長が財団法人松尾芸能振興財団より第40回松尾芸能賞大賞を受賞しました

松尾芸能賞は芸能界各種部門で貴重な実績を残し、あるいは将来を期待される個人又は団体に受賞されるものです。
野村会長は、狂言界に古典的風格を保ちつつも近代的な洗練された演技で新風を吹き込み、常に第一線で活躍してきた一方、芸団協会長として、日本の芸能全般にわたって広く見渡し、これらの団体の交流や著作隣接権の問題など芸能実演家たちの地位の向上や日本の文化の発展のために骨身を惜しまず活動していることが評価されての受賞となりました。

撮影:髙城 有香