「JAPAN LIVE YELL project」松任谷由実さんがエール・アンバサダー就任(11月24日記者会見)
実演芸術振興事業
2020年11月26日
コロナ禍により失われた文化芸術体験の機会を全国規模で取り戻すため、文化庁の委託をうけて芸団協が実施している「JAPAN LIVE YELL project」(ジャパン・ライブエール・プロジェクト)。
2020年11月24日に記者会見を行い、シンガーソングライターの松任谷由実さんが、エール・アンバサダーに就任したことを発表しました。
会見には、主催者を代表して、矢野和彦 文化庁次長、野村萬 芸団協会長も出席しました。
野村会長からは、「コロナ禍によって、全国あらゆる地域で様々な芸術活動が中止を余儀なくされる事態に陥っております。何よりも重要なことは、多くの人々が、取り分け未来を担う感性豊かな子どもたちが、文化芸術に活き活きと接する機会を奪われていることです」と危機感を示し、「各地域で舞台に参加なさる方々、事業の担い手である27地域の皆様方には、ぜひ一期一会の心をもって、芸能の持つ教育的な要素も大事にしつつ、魅力ある舞台を創り上げ、観客との交流を大切にしていただきたいと切に願っております」と挨拶を述べました。
松任谷さんからは、全国のたくさんの表現者と、それを支えるスタッフに対し、「ライブをあきらめないで」とエールを贈り、ファンには「目に見えるもの、言葉で説明できるもの以上のパワーがライブにはある。ぜひ再び体験して」と呼びかけました。
また、松任谷さんが応援団の一員を務められている「みんなの応援村」について、鈴木康友 浜松市長(みんなの応援村実行委員長)から紹介。
来春には「JAPAN LIVE YELL project」と「みんなの応援村」のタイアップイベントも予定されていることも発表されました。
松任谷さんの名曲『春よ、来い』に乗せて、全国の表現者・スタッフ・子どもたちがつなぐ応援ムービー『ライブのリレー』も同日公開。
松任谷さんや、各地の公演に出演する実演家のメッセージも掲載している公式ウェブサイト。
全国27地域で実施されるイベントも検索できます。ぜひご覧ください。