【調査研究】芸術家のための社会保障等に関する研究 2024年度アメリカ報告書を発行
芸団協
2025年6月09日
芸団協は1965年の創設以来、実演家やスタッフが心置きなく活動できる環境を整えるために、調査研究をはじめ様々な活動をしてまいりました。
とくに2020年からは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により、実演芸術界も甚大な影響を受けました。
これを機に、実演家、スタッフは、平時から補償のない不安定な活動基盤に置かれている状況を、あらためて社会課題として捉え、日本における制度のあり方を研究すべく、2022年に「芸術家の社会保障等に関する研究会」を立ち上げました。
初年度は、芸術家のための制度をもつ3カ国 ― フランス、ドイツ、韓国 ― について、そして日本の現行の社会保障制度について、研究を実施。
2024年度は、アメリカに焦点を当て、労働組合など民間による取組の調査を行いました。
この度、2024年度研究をまとめた「アメリカ実演家の社会保障・互助制度の調査研究」報告書を発行しました。
■2024年度研究報告書「アメリカ実演家の社会保障・互助制度の調査研究」(PDF)(10MB)

芸団協では今後も、実演家、スタッフが安心して安全に活動できる環境のために様々な活動をしてまいります。