芸団協・実演家著作隣接権センター(CPRA/クプラ)30周年記念事業 オンライン・セミナー〈第1弾〉を公開
CPRA
2024年1月15日
芸団協の事業の柱のひとつである実演家著作隣接権センター(CPRA/クプラ)は、2023年10月に30周年を迎えました。
30周年記念事業のひとつ、連続オンライン・セミナーの第1弾動画を公開しました。
CPRA30年周年特設サイトからご覧いただけます。
公開期間中は、いつでも、どこでも、何度でも、無料で視聴可能です。
技術の発展により、生活そのものが大きな転換期を迎えている今、実演とは何か、実演家とは誰か、そして権利について、あらためて皆様にお考えいただくきっかけになることを願います。
芸団協CPRA30周年記念事業 連続オンライン・セミナー
テーマ1 新たな技術と実演
メタバース、VR(仮想現実)、AI(人工知能)など技術革新が目覚ましいなか、音楽をつくり出す環境、歌唱や演奏といった「実演」を行う場、音楽の使い方、そして楽しみ方もますます多様化しています。
最新技術を活用してどんな表現ができるのか実態を知るとともに、実演に係わる著作権法上の論点を整理しています。
【公開期間】2024年1月~3月(予定)
「メタバース、VRと実演」
講師:石井洋平、副島義貴(VRMコンソーシアム)
「新たな技術と実演に係る著作権法上の論点」
講師:上野達弘(早稲田大学法学学術院教授)
CPRA30年周年特設サイトは、業務に関わる変化を数字で比較した「数字で見るCPRAの歩み」、CPRAの取組を時系列に並べた「業界の動きから見るCPRA30年の歴史」など、業界動向や、実演家の権利に関わる動きも見える内容となっています。
あわせてご覧ください。
実演家著作隣接権センター(CPRA/クプラ)とは
Center for Performers’ Rights Administration
芸団協は、商業用レコード(CDや配信音源など、市販の目的をもって製作・収録された楽曲)を、放送や有線放送で利用した場合の「商業用レコード二次使用料」を請求する権利、レンタルされた場合の「貸与に係る報酬」を請求する権利を、実演家・権利者に代わって行使できる国内唯一の団体として、文化庁長官から指定されています。
実演家著作隣接権センター(CPRA/クプラ)は、1993年に、実演家の著作隣接権の処理業務を適正に行うための専門機関として、芸団協と関係団体との協力によって発足しました。放送局やレンタル事業者が、音楽CDを利用する際などの実演家分の権利処理と使用料等の徴収を行い、権利委任団体を通じて分配しています。