「芸団協 創立50周年 祝賀の会」を開催しました
芸団協
2015年12月07日
2015年12月6日、ヒルトン東京にて「芸団協 創立50周年 祝賀の会」を開催しました。
江戸消防記念会第五区の皆様による、晴れやかな江戸木遣りで幕を明けました。
野村萬会長の挨拶では、1965年12月7日の芸団協創設から今日に至るまでの主な出来事を振り返り、時代とともに変わる社会環境のなかで、関係団体との連携から文化芸術の振興のための法整備やしくみづくりに取り組んで来たことに触れた後、現代の課題についても言及しました。
これからの芸団協の活動としては、「芸団協 実演芸術基金」(仮称)を立ち上げ、幅広い分野の方々の協力を得て、未来に向かってその公的役割を果たすこと、「公益信託」の制度を活用し、実演芸術の担い手の活動環境を整備する事業にも一丸となって取り組みたいという存念が披露されました。
続いて、河村建夫衆議院議員・文化芸術振興議員連盟会長の来賓挨拶では、1977年に発足した音楽議員連盟の活動のなかで、2001年の文化芸術振興基本法成立の際は、橋本龍太郎元首相も尽力したエピソードを紹介し、2013年の文化芸術振興議員連盟への名称変更を経て、文化省創設と文化政策の充実に向けて、パートナーである芸団協をはじめとする文化芸術推進フォーラムとともに推進していきたいと意気込みを語られました。
チェリストの堤剛さん(日本藝術院会員・日本演奏連盟理事長)より乾杯の発声をいただき、スライドショーで芸団協の50年のあゆみを振り返った後は、歌手のペギー葉山さんと秋満義孝カルテットの演奏で、懐かしい名曲の数々に来し方に思いを馳せ、交流を深める機会となりました。
当日の参加者は380名余り。ご来賓の顔ぶれも実に多彩で、正会員団体はもとより、関係各方面からの大勢のお客様に、50周年を共に祝っていただきました。
ご来場くださった方々はじめ、芸団協をお支えくださっている皆様に改めて感謝申し上げます。