2010年に皆様方のご協力を得て実施しました「もっと文化を!」キャンペーンは、文化芸術の振興を願う63万の人々の声を集め、残念ながら採択には至りませんでしたが、その力は政府、国会に少しずつ浸透し始めております。未だ政策内容に課題は多々ございますが、現在審議されている文化庁予算案は厳しい経済状勢にもかかわらず4.2%増の1,074億円となり、2年続けての増加の流れをつくることが出来ました。これは文化芸術関係者が心を一つに多くの国民の理解を得て取り組んだ成果であり、皆様方のお蔭と深謝いたしております。
この流れをより一層確かなものとし、また、昨年3月の東日本大震災による被災からの復興に文化芸術の力を生かしていくことが私ども文化芸術関係者の責務であることを肝に銘じ、新たな国会請願「もっと文化を!2012」を行うことを決意いたしました。
今回の請願は、国会の歴史に初めて「文化芸術の請願」として刻印されるものであり、63万国会請願の思いを背負い、「文化芸術政策を国の基本政策に」と訴えるものです。
これにつきましては、さまざまな情勢判断から予算審議中の今通常国会に提出するのが相応しいとの判断に至りました。急な日程ではありますが、身近な方々を中心にご賛同を得てご署名を頂き、平成24年2月22日までに集約したいと考えています。
文化芸術の振興を願う63万筆を有効にするため再度のご署名、皆様方のご協力を是非ともお願い致します。
■■「もっと文化を!2012」署名用紙(PDF)■■
[締 切] 平成24年2月22日 水曜日 必着
[国会提出] 平成24年2月下旬(予定)
※FAXやEメール添付は無効となりますのでご注意ください