子が師となる日 ~三味線の親子体験
2019.11.28
トピック
11月10日(日)、三味線渋谷コースの親子体験日でした。
この日は子供たちが先生役となって、
ご家族やおとなの人に三味線の基礎を教えます。
まずは、師弟のご挨拶から。
次に指掛けの付け方、バチの持ち方、
三味線の構え方からから音を鳴らしてみるところまで、
子供たちは手取り足取り、表情はちょっと得意げです。
実際には、「人に教える」という行為を通じて、
これまでに教わったことを復習する日でもあるのです。
自分は何がわかっていて、何がわかっていないのか、
また、どこができていて、どこができていないのかを
発見する大切な時間となりました。
先生からご家族の皆さんにお話です。
「三味線は弦楽器でありながら打楽器でもある、
世界でも例をみない日本が誇るユニークな楽器です。
今日は、その入口を体験していただきましたが、
なかなか難しかったのではないでしょうか(笑)。
この楽器を子供たちがどのくらい弾きこなせるようになるのか。
お稽古の回数も少ないなかで挑戦していますので、
発表会まで、ますます応援してあげてください。」(わ)