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謡・仕舞の親子体験

2018.10.12 トピック

能楽の3回目のお稽古は、親子体験。
保護者の方も、子供たちと一緒に先生から指導を受けます。
謡・仕舞コースでは、基本の扇の持ち方、開き方を習って、先生の声に続いて謡を復唱。
古語で独特の抑揚があるので呪文のようにも聞こえますが、
繰り返すうちに、だんだん声も大きく、力強くなっていきます。

後半は能舞台へ。
能楽堂の本舞台に上がるには、白足袋を履くのがルール。
子供たちにはもう当たり前になっていますが、この日は、保護者の方々も白足袋を持参して、
みんなで舞台へ。

能楽では、演目によって若い男女、年老いた男女、鬼など、
いろんな面(おもて)をつけます。
素顔で演じるものは「直面(ひためん)」と言います。

謡・仕舞の発表会は、直面で演じますが、親子体験では、特別に面を見せてもらえました。
視野が狭いことを伝える機会でしたが、面をかけた姿に大きな笑い声も(笑)
回を重ね、参加している子供たちと先生との距離もだいぶ近づいているようでした。(大)