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発表会のウラとオモテ2023 ~三味線

2024.08.05 レポート

発表会の “ウラ側とオモテ側” を写真で紹介するシリーズ。
今回は、スタンダードプログラムの長唄「三味線」コースです。
3月27日、浅草公会堂にてリハーサルと発表会を行いました。

前のクラスのリハーサルを舞台袖から見つめる子供たち。
順番に舞台上のひな壇にのぼると、金びょうぶや緋毛氈、そして照明がまぶしくてワクワクしたり、ドキドキしたり

そんな子供たちの様子を目を細めて見守るたくさんの先生方。

もしものときのために、演奏中もそばについていてくださるので安心です。

スタンダードプログラムの三味線コースは、2つの会場がありました。
代官山の杵家会館でお稽古した[渋谷]コースのAクラスは「京鹿子娘道成寺(きょうがのこむすめどうじょうじ)〈キッズ版〉」を、Bクラスは「雛鶴三番叟(ひなづるさんばそう)〈キッズ版〉」を発表。

東村山市立中央公民館でお稽古を重ねた[東村山]コースのAクラスは「こきりこ節」と「かえるの合唱」の2曲を、Bクラスは「五郎時致(ごろうときむね)〈キッズ版〉」を演奏しました。

「かえるの合唱」では、ケロケロケロとかえるの声が聞こえてきました。
蔭囃子(かげばやし)の先生が、“あるもの” を使って演奏していたのです(会場にいらした方はわかりますね!)。
発表後に舞台上で実演して見せてくださり、客席の皆さんも「なるほど!」とにこにこ顔。

長唄三味線は指揮者がいないので、息を合わせて演奏し、それぞれの音が調和することで
一つの音楽を生み出します。
仲間の音を尊重しながら奏でるその姿は、日本人の精神性を象徴するようですね。
クラスのお友達と助演の先生方と、みんなで心を通わせた音楽が会場中に響き渡り、客席はあたたかい雰囲気に包まれました。

 

参加した子供たちの声

 【三味線の発表会アルバム】リハーサルと本番より
(写真をクリックすると大きく表示されます)



撮影:武藤奈緒美

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