発表会のウラとオモテ2023 ~小鼓
2024.07.30
レポート
発表会の “ウラ側とオモテ側” を写真で紹介するシリーズ。
続いて、長唄囃子「小鼓」コースです。
3月27日、浅草公会堂にてリハーサルと発表会を行いました。
小鼓はリズムを刻むだけではなく、音の強弱や間(ま)で気持ちを表現することができるおもしろい楽器です。
打楽器は「たたく」ものではなく、「うつ」ものであることも教わりました。
皮を打つことで人の心を打つという意味にもつながるのだそうです。
Aクラスは「越後獅子(えちごじし)」を、Bクラスは「操三番叟(あやつりさんばそう)」を発表しました。
本舞台でのリハーサルでは、金の屏風を背に緋毛氈(ひもうせん)のうえに整列して、どこか落ち着かない様子の子供たち。
でも、本番では自然と背筋が伸びました。
オレンジ色の調べを握りながら、「イヨー」「ハッ」と掛け声をかける姿はとても頼もしく、観客の心を打つ演奏を披露してくれました。
参加した子供たちは、お稽古を重ねるごとに上達していく喜びを感じながら、日本の伝統音楽の世界を存分に味わったことでしょう。
【小鼓の発表会アルバム】リハーサルと本番より
(写真をクリックすると大きく表示されます)
撮影:武藤奈緒美
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