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発表会の舞台裏~三曲・長唄・日本舞踊

2024.02.26 レポート

いよいよ本年度の発表会がひと月後となりました。

発表会の舞台裏では、大勢のスタッフさんたちが活躍します。
大道具・小道具・衣裳・音響・照明など舞台の裏側で働く裏方(うらかた)と呼ばれる皆さん。
また、本番の案内役・司会の方々。
客席からは見ることのできない裏の様子を、フォトグラファー武藤奈緒美さんの撮影でご紹介します。
(写真は令和4年度発表会、国立劇場の様子です)

 

[三曲]

取り扱い注意の和楽器は、専門のスタッフが丁寧に搬入。
舞台に緋毛氈(ひもうせん)が敷かれたら、迅速かつ慎重にお箏を配置していきます。
先生方も細かく調整をして、楽器の位置が決まります。

 

[長唄]

長唄の発表では、子供たちの座る台の裏側に先生たちがスタンバイ。
本番中にアクシデントが起こっても、すかさずフォローしてくださいます。
客席からは見えない、御簾の中で演奏する「陰囃子」の様子もご覧ください。

 

楽屋での子供たち~

広い和室に集まると旅行みたいで楽しそう!
先生たちとお話しをしたりお絵かきをしたり。
また、発表会で案内役がお話ししたお稽古中のエピソードなどは、この時間に子供たちにていねいにインタビューしたものです。

 

[日本舞踊]
<大道具・舞台スタッフ>

子供たちがリハーサルをしている後ろで、みるみるうちに美術セットが組まれていきます。

<照明スタッフ>

こちらも舞台づくりにおいては欠かせない、照明スタッフさん。
演目の雰囲気や子供たちの表情を引き立てるために、光の色や強さや方向を調整するのです。

<衣裳スタッフ>

衣裳スタッフさんのお仕事ぶりは、その手際の良さ、速さに驚きます。
二人一組となって、着物の着付けを次々と。
衣裳を身につけると、いよいよ本番!嬉しさと緊張が入り混じる子供たちです。

 

普段は見ることのできない劇場の裏側をご覧いただきました。
今年度の発表会もお楽しみに!

 


「キッズ伝統芸能体験」いよいよ発表会!

プロの実演家に学んだ子供たちの発表と、講師による迫力の舞台。
入場無料で、どなたでもお楽しみいただけます。
一般観覧募集中 ぜひ、この機会にご応募ください。

令和6年
3月20日(水・祝)     能楽 於:宝生能楽堂
3月27日(水)       長唄 於:浅草公会堂
3月28日(木)  三曲/日本舞踊 於:浅草公会堂


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