箏曲[立川]のお稽古はじめ(たましんRISURUホール)
10月20日(日)、箏曲[立川]コースのお稽古が始まりました。
会場は、市民オペラや演劇祭なども開催する立川市の文化創造拠点・たましんRISURUホール(立川市市民会館)。
大きな窓から光が差し込む気持ちのよいお稽古場です。
先生から「お稽古のはじまりは、ごあいさつからです」とお話がありました。
親に感謝する気持ちと、先生の話をよく聞くことが大切であると教わりました。
武蔵野コースでは、山田流の箏曲を学びます。
山田流は真ん中がとがった“丸爪” を使い、楽器に対してまっすぐに座ります。
生田流は四角い“角爪” の角を使って演奏するため、楽器に対して左斜めに座るという違いがあります。
「お箏はなんの動物に見えますか?」
「うま!」「きりん!」「ぞう!」と元気よくさまざまな回答がかえってきました。
子供の想像力はたくましい。
正解は、龍(りゅう)です。お箏は架空の動物・ドラゴンに見立てられます。
音を鳴らしてみる前に、お箏の絃(いと)はいったい何本あるでしょう。
自分の体から遠いところ、奥から手前に数えます。
「1、2、3、4……、13本!」
11番目から13番目は、斗(と)・為(い)・巾(きん)と別の名前がついています。
真ん中の7番目の場所を覚えてしまうことがポイントです。
この日は、ご家族の体験日も兼ねていたのでお母さんやお父さんも子供たちの隣に座って箏に挑戦しました。
「さきほど覚えたことを、おうちの方に教えてあげてくださいね」と先生。
「ここに座って」「じゃあ、これは親指につけて」
みんな、よく覚えています。
「お稽古は見て、聞いて、学ぶ」 ということも教わりました。
プロの先生方の演奏を間近で見られるチャンスです。
よく見聞きして、真似して弾いているうちに上達するはず。
絃をはじくと、振動が体全体に伝わるような感覚。
その音色が周囲の空気を振動させて、聴く人の心にも響いていきます。
お箏を奏でる楽しみを、お稽古で体験してくださいね。
*お稽古の様子は、公式インスタグラムでも公開しています。
ぜひ、この機会にフォローしてください!
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