三味線[東村山]のお稽古はじめ(東村山市立中央公民館)
11月10日、三味線[東村山]コースが始まりました。
会場は、東村山市の文化活動の中心である東村山市立中央公民館。
地域の皆さんのサークル活動から大きなコンサートまでさまざまな催しが行われています。
駅からすぐ! いつも多くの人で賑わっています。
お稽古初日は “バチ合わせ” から。
バチにはサイズがあり、先生が子供たちの手の大きさに合わせて選んでくださいます。
欠けやすいので、普段は “バチさや” をかぶせて丁寧に扱います。
“指かけ” や “ひざゴム” などカラフルなお道具は、自分の好きな色を選びました。
名前を書く位置も教わりました。
「演奏する時に、お客さんから見えないところに書きましょうね(笑)」
まずは、バチの持ち方、手首の角度、糸へのあて方を練習します。
これがなかなか難しい。
でも、基礎が大切。何度も繰り返しました。
さあ、いよいよ楽器を構えます。
「思ったより大きいな」「重いのかな」「壊れないかな」と、はじめて触れる三味線に緊張気味の子供たち。
三味線は “三つの味(音)がでる線” と書きます。
「この三本の糸だけで、いくつもの音を奏で、美しい曲を演奏できる」と先生がおっしゃっていました。
いちばん手前の太い糸から、一の糸、二の糸、三の糸、と呼びます。
右の手首をきちんと曲げて三味線の胴を押さえておけば、左手をはなしても楽器が動くことはありません。
余計な力を使わずに、バランスをとることが大切です。
音が鳴ると、自然と緊張もほぐれ楽しくなってきました。
「礼に始まり、礼に終わる」
お稽古のはじめとおわりには、座布団からおりてきちんとご挨拶します。
先生方に、一緒に学ぶお友達に、そしてお稽古に通わせてくれるおうちの方にも心を込めて。
きれいなおじぎができると、気分もいいですね。
お稽古中、ときには思うようにいかないこともあるかもしれませんが、3月の発表会までたったの数か月間。
三味線の音色をお友達と合わせる喜びを一緒に探していきましょう。
*お稽古の様子は、公式インスタグラムでも公開しています。
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