特別な年のお稽古風景
2020.12.30
レポート
11月から都内各所でスタートしたお稽古は、ようやくほぼすべてのジャンルとクラスが出揃いました。
感染症現場の経験がある看護師の先生から助言を受け、安全と安心を第一にお稽古が進んでいます。
例年とはまるで違う雰囲気のお稽古場。クラスあたりの人数を少なくし、距離を保って。
先生方は、マスクとフェイスシールド、ゴム手袋、アルコールが必須アイテム。もちろん検温と徹底した手洗いも指導項目の一つです。アクリル板やビニールの仕切りも大活躍。尺八や篠笛では管楽器用の特別マスクも活用しています。
子供たちも替えの靴下や敷物を自分で持参・管理。例年以上にご家族の協力が欠かせません。
事業に関わる全員が一丸となって取り組んでいる。そんな実感があります。
大人たちの緊張感をよそに、明るく頑張っている子供たち。そのたくましさと適応力には驚かされるばかりです。
特別な年のお稽古は、静かに新しい年に向けて歩みを進めます。これからも温かく見守り、応援してくださいますようお願いを申し上げます。
来る年が、誰もが穏やかな気持ちで過ごせますように。心から願っています。(G)