前年度 ‟保護者”アンケートより
2020.07.22
レポート
2019年度に参加した子供たちの保護者のみなさんにお答えいただいたアンケートから、一部をご紹介いたします。
【お稽古についての感想は?】
- 「楽しい」「三味線が弾けるようになって嬉しい」と毎回のお稽古をとても楽しんでいました。同時に姿勢や礼儀を気にするようになりました。(三味線/小5)
- 子供にどれくらい楽しいか(最大100%)尋ねたら、99%と答えました。充実ぶりが伝わってきました。(日本舞踊/小3)
- お稽古を終えたあと、すっきり引き締まった顔で帰ってきたのが印象的でした。(箏曲/小2)
- 娘は鼻歌で「京の四季」を口づさむようになり、体が自然と日舞をおどっていました。(日本舞踊/5)
- 慣れない動作や言葉にも興味を持って取り組むことができ、子供の柔軟さや積極性を感じることができました。(狂言/小2)
【発表会についての感想は?】
- 会場自体、なかなか行く事がない場所だったので、とても気持ちがひきしまりました。(謡・仕舞/小2)
- 幕があがった瞬間のわが子の顔が、いつもと違って別人のようにひきしまって、改めて成長を感じました。あの顔は一生忘れないと思います。(小鼓・太鼓/小2)
- 普段落ち着きのない子供が、姿勢を正し丁寧に笛の上げ下ろしをする姿におどろきました。(篠笛/小6)
- 終わったあと「もう練習しなくていいんだー!!」と言いながらも「やってよかった」と充実案のある表情をしていて嬉しかった。(狂言/小1)
【お稽古・発表会を通じて、お子様に何か変化がありましたか?】
- 伝統芸能などがTVで取り上げられていると、以前より集中して見る様になった。(小鼓・太鼓/小4)
- 家でも楽器(尺八)を手にしてふくようになり音楽が身近になった。(尺八/小6)
- 街中で流れる和楽器の音に耳をかたむけるようになった。(箏曲/小3)
【この事業に参加して、保護者や家族に何か変化がありましたか?】
- もっと敷居が高く、近寄り難いと思っていたが、入り口は身近にもあるとわかった。(日本舞踊/中1)
- 弟がすぐに覚えて演じている。仕舞も家に帰ってからたまに口ずさんでいる。(狂言/小6)
- 尺八の先生は若く、こんな若い先生方もいらっしゃるのか!!と尺八が身近に感じられました。(尺八/小3)
- 祖父母にとても感心され、会話が広がりました。(謡・仕舞/小1)
【参加して良かったですか?理由をお教え下さい】
- 三味線を習う機会などはないので貴重でした。将来、海外に出た際に日本の伝統文化、三味線について自身の体験をもって話が出来ることはとても素晴らしいことだと思う。(三味線/小3)
- 発表会を見に来てくれた義父も「この年齢(77才)で初めて伝統芸能の舞台を見てとても感動した。ありがとう。」と言ってくれました。(小鼓・太鼓/小2)
- 自宅で子供と狂言のかけ合いを毎日練習しました。同じことを同じレベルからはじめられることはそうないので、とても楽しかった。(狂言/小1)
- プロのすごさを感じられたこと。日本文化、礼儀作法を体感でき、また伝統芸能に親しむことができたため。(三味線/小3)
撮影:武藤奈緒美(1~6枚目)、菅原康太(7,8枚目)