平成30年度 開講式 を行いました
2018.08.09
お知らせ
7月26日(木)、国立能楽堂にて開講式 を開催。
気象庁が異常気象と発表した猛暑のはざまで、
珍しく涼しく感じられた東京でした。
約600名の参加者、講師、関係者が一堂に会し、
特別な「お稽古はじめ」の気持ちを共有するひととき。
合間には、長唄、三曲、日本舞踊、能楽の各講師たちによる
デモンストレーションも。
目の前で繰り広げられる迫力のパフォーマンスに、
前のめりの姿勢で見入ったり、おのずと背筋がぴしっと伸びたり。
式のおわりには、能楽師である芸団協の野村萬会長からご挨拶。
“国の宝物である子供たちが、国の宝物である伝統芸能を学んでくれる。
こんなうれしいことはない”と語り、“発表会は必ず観に行きますから、
それまで元気で明るくお稽古を積み重ねてください”と、
子供たちと約束をしました。
これから、コースごとにお稽古が始まります。
トップバッターは、8月5日(日)の箏曲コースと、
本年度、お稽古会場として加わった小金井市の篠笛コースです。
お稽古の様子は、また、公式SNSにてお知らせします。
※写真は、開講式の様子です。 photo : 武藤奈緒美