長唄

  • 三味線
  • 篠笛
  • 小鼓・太鼓

長唄は、歌舞伎の伴奏として発展してきた音楽です。大勢の唄と軽やかでよく響く三味線に、笛や小鼓こつづみ、太鼓など、にぎやかな囃子はやしを加えて、華やかに舞台を盛り上げます。幕末以降は歌舞伎から離れ、純粋に音楽として楽しむ作品も数多く誕生。長唄は、三味線音楽のなかでも人気の高いジャンルの一つです。

お稽古では長唄三味線と、囃子の篠笛しのぶえ、小鼓・太鼓を学びます。

三味線は、独特のビィ〜ンという音色が、何とも言えない魅力。楽器を構えるだけでも大変ですが、子供たちはその音色に夢中になって挑戦します。

篠笛は、柔らかく空に響き渡るような音色が美しい楽器です。音を出すのが難しく、少しでもいい音を出そうと、みんな自宅練習を欠かしません。

小鼓や太鼓は、にぎやかでリズミカルな日本のパーカッション。特徴はなんといっても掛け声。お稽古場はいつも子供たちの大きな声に包まれます。