芸能花伝舎でのお稽古はじめ<日本舞踊>
2021.11.24
レポート
暖かい陽射しに包まれた11月14日、西新宿の芸能花伝舎で日本舞踊[新宿]コースがお稽古はじめを迎えました。
初日は、浴衣(ゆかた)の着付けを教わりました。
自分で着たことがある子もいれば、初めての子もいます。
わからなくても大丈夫。
先生が丁寧に教えてくれるので、発表会が近づくころにはひとりで着られるようになるはずです。
肌襦袢(はだじゅばん)も浴衣も、胸の位置で右・左の順であわせます。
きれいに着るコツは、いくつかのポイントをきちんとそろえることです。
難しいのは、帯を結ぶところ。おなかの上で結んで、背中へぐるり!
学年の大きいCクラスは、先生方が発表会の演目を踊ってみせてくれました。
にこやかだった先生方の表情が一変。ダイナミックな動きに目を奪われます。
最後は、正座をしてご挨拶の仕方を学びます。
両手でさんかくをつくって、指先をそろえて。
先生の目をしっかりと見たら、背筋を伸ばしたまま おじぎをします。
「みんなに教えるとき、先生たちはいつも感謝の気持ちをもっています。
みんなも教わるときは、“ありがとうございます”という気持ちをもってくださいね。」
相手を思いやる気持ち、敬(うやま)う気持ち。和のお稽古はここから始まります。