ユース<箏曲>のお稽古はじめ(新宿区立大久保スポーツプラザ)
キッズ伝統芸能体験には、中高生を対象とした “ユースプログラム” があります。
10回のお稽古で発表を目指すため、1回のお稽古で覚えることがたくさん。
より一層の集中力と努力が必要となります。
12月22日、箏曲(山田流)コースのお稽古が新宿区立大久保スポーツプラザでスタート。
まずは “自分の箏爪” を受け取るところから。
続いて、担当の先生方から自己紹介とご挨拶がありました。
お稽古では、絃を弾く際の手の形や音を響かせるための指の動きを丁寧に繰り返します。
まだぎこちない手つきでありながらも、一人ひとりが少しずつお箏の音色を奏でることができるようになりました。
初日ですが、さすがユースクラスの皆さん。
「とてもお上手ですね。どんどん進んでしまいましょう」と先生がおっしゃり、楽譜を見ながらさっそく『メリーさんの羊』や『とんぼのめがね』、『ちょうちょ』などの童謡の演奏ができました。
途中でお箏の構造や、乃木調子・平調子といった調絃法の違いなど、先生が実際に演奏しながら説明してくださり、参加者全員でしっかりお話を聞く時間もありました。
最後に『たなばたさま』を演奏する際は、発表会さながらに全員でお辞儀をするところから練習しました。
本番へのイメージトレーニングもばっちりです。
たった3か月の貴重な時間。難しいことや辛いことにも勇気を出して挑戦し、みんなで春の発表会を目指しましょう。
令和6年度「発表会」の一般観覧募集は2/10(月)午前11時から、先着順です。
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