箏曲[武蔵野]のお稽古はじめ(武蔵野市民文化会館)
9月29日、本年度最初のお稽古となる箏曲[武蔵野]コースが始まりました。
お稽古会場は、緑あふれるまち・武蔵野市にある武蔵野市民文化会館。
小ホールには、東京都内の公立ホールで初めて設置されたという歴史をもつパイプオルガンがあります。
伝統芸能のお稽古では ”礼儀” をとても大切にしています。
お部屋に入るときは、大きな声で「失礼します。よろしくお願いします」とごあいさつ。
こんな感じかな……と、隣のお友達の様子を見ながらおじぎをする子供たち。
お稽古が始まる前にも、みんなでそろってごあいさつをします。
背筋をのばして、感謝の気持ちをこめて、美しいおじぎを心がけましょう。
ひとりずつ元気に自己紹介をしたあとは、楽器についての説明です。
お箏は、架空の動物 ”龍” にたとえられます。
楽器のパーツも龍に見立てて、龍頭(りゅうとう)、龍角(りゅうかく)、龍尾(りゅうび)などと名付けられています。
お箏の裏側にある大きな穴も見せてもらいました。
「ここが音を響かせるポイントです。興味のある人は調べてみてくださいね」と先生。
箏曲には生田流と山田流のふたつの流派があり、武蔵野コースでは生田流を学びます。
流派によって、箏爪(ことづめ)のかたちや楽器に対して座る角度が異なります。
指の大きさにあった自分だけの箏爪をもらいました。
この日は、ご家族の方も楽器に触れられる「体験日」でした。
子供たちの隣に座って絃(いと)をはじいてみます。
日本の代表曲として知られる『さくら』も一緒にうたいました。
実は、『さくら』は子供がおことを習うときの ”手ほどき曲” として作られたそうです。
箏曲に関するたくさんのことを、ご家族の方と一緒に覚えました。
参加者の皆さん、『さくら』の歌詞はおうちでもうたって覚えてきてくださいね。
*お稽古の様子は、公式インスタグラムでも公開しています。
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