東村山市立中央公民館でのお稽古はじめ <三味線[東村山]>
2023.12.15
レポート
12月3日、東村山市立中央公民館 で 三味線のお稽古が始まりました。
午前中はひんやり冬の冷たい空気。
お稽古前に、自分用の「バチ」や「指掛け」「膝ゴム」を受け取ります。
ずっとお稽古で使うもの。好きな色を選んで。
お稽古が始まりました。まずは肝心な「ごあいさつ」を教わります。
指で三角を作ったら、そこにお鼻が入るように、おじぎをしたら3秒数えて。
次はバチの持ち方です。
指の位置を覚えたら床から “右手だけで” 持つ練習。
「ぱたぱた、とあおいでみて。風が来れば正解ですよ。」
では、楽器を持ってみましょう。
三味線の棹(さお)には、糸を押さえて音程を決める勘所(かんどころ)があります。
初心者でもわかるよう、目安として数字が書かれたシールが貼られています。
「18番のところが三味線の重心です、そこを持つと重く感じません。」
左手で楽器を持ったまま、右手でバチを持ちます。
バチ皮のところにバチの先が当たるように・・・・・・。
3本の糸を全部弾くお稽古、「じゃん、じゃん、じゃん、じゃん」
初めて音を出しました。
子供たち「けっこう、たいへん!」
それでも、どん(一の糸)とん(二の糸)てん(三の糸)をばらばらに弾くお稽古に進みます。
小学高学年~中学生たちのクラスでは、さらに左手で三の糸の4番を押さえて、てん の音が ちん になるところ(これ、参加者の皆さんならわかるんです)まで学びました。
みんなとてもいきいきとした表情で楽しくお稽古を始められた様子。
発表会が楽しみですね。