<目的> |
舞台芸術に携わる者が、その能力を発揮し、専門性をより高められるよう、ふさわしい共通基盤研修のあり方を研究し、試行的に研修機会を創出することによって、わが国の文化芸術の向上に資することを目的とする。
|
<事業> |
@ 舞台スタッフ等のための研修について調査研究を行う。
横断的研修 1)戦略的な人材育成のための総合研修
2)舞台技術者としての幅を広げるためのテーマ・課題別研修
A舞台スタッフ等に対し、研修機会を提供する。
B目的を達成するために必要なそのほかの事業。
|
<構成団体> |
社団法人日本芸能実演家団体協議会
全日本舞台・テレビ技術関連団体連絡協議会、
社団法人日本照明家協会、
日本舞台音響家協会、
日本舞台監督協会、
日本舞台美術家協会
委員長:吉井澄雄
実行委員:阿部吉之助(日本照明家協会)、渡邉邦男(日本舞台音響家協会)、
相馬勝己(日本舞台監督協会)、土屋茂昭(日本舞台美術家協会)、
大和滋(日本芸能実演家団体協議会)
|
<3年の調査研究計画> |
2005年度(平成17年度)
制度的な課題の抽出と、モニター研修を通じて、次世代リーダー育成のために職域横断的に実施する研修に関して、指導者側が経験知を蓄積することをめざした。 |
2006年度(平成18年度)
既に様々なレベルで実施されているスタッフ養成や研修を踏まえ、職域横断的で共通基盤形成に理想的な研修の体系化の試みの一環として、既存のテキストや参考書を収集分析し、文書化が不足していると思われる分野について、参考となる素材集めを行う。そのうえでカリキュラムについて議論を重ね、方向性をまとめ、その一端をモニター研修の実施で検証する。 |
2007年度(平成19年度)
平成19年度は、最終年度として、これまでに収集した既存の人材育成・研修事業の資料を踏まえ、関係者等にヒアリングを行い、検討を加える。そのうえで、理想的な研修制度の設計を行い、提言につなげる。また、その具体化の一環として、職域横断的に実施し創造作業のプロセスにモニター研修者が主体的に関わることのできる研修を試験的に実施し、関係者内外への周知に努める。 |