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そしてまとめられた提起は下記の2点である。 一つは舞台芸術の創造や公演を安全で円滑に運営するために必要となる照明、音響、舞台機構操作など「舞台技術」について横断的に学ぶことのできる機会の提案である。この中には、戦略的に次世代を担う人材を育成する総合研修と、舞台技術者がその興味、関心によって広く参加できるテーマ・課題別研修の2つがある。 もう一つは、この「舞台技術」をベースに、特に劇場における運営、維持管理を含む「劇場技術管理」を確立し、その研修や資格制度の基盤を整えていくことの提案である。これらの提案を次のステップに進めるために、関係団体、協会等との継続的な協議、パイロットプログラムの実施による具体像の模索、特に、第2の提案である「劇場技術管理」については、公立文化施設協会等も加わって国レベルでの検討の場が必要であると考える。 1.「舞台技術」を横断的に学ぶことのできる機会を 1)戦略的な人材育成のための総合研修 2)舞台技術者としての幅を広げるためのテーマ・課題別研修 2.「劇場技術管理」を職能として確立し、その研修や資格制度の整備を |