2017.10.12
アーツマネジメント講座12「視覚障害、聴覚障害を持つお客様を劇場に迎えるために」申込受付中!
文化芸術団体、劇場・ホール、文化行政などに関わる方々、そしてこれから文化芸術活動に携わりたいと考えている方々に向けて開催している「アーツマネジメント講座」。
10/17は、今年度の最終講座。講師は、視覚障害をもつ美月めぐみさん(演劇結社ばっかりばっかり)と、聴覚障害をもつ廣川麻子さん(NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク理事長)。
お二人とも障害を持ちながら舞台に立ち、観劇支援にも取り組んでいます。国立劇場おきなわ小劇場を会場に、受付対応や客席誘導などの実践や、文字支援などの機器のデモ体験も。
障害をもつ方の立場に立ってみたら、こんな工夫があったらいいな、と気づくことがたくさんあるかもしれません。視点を変えて、劇場をみてみる、そんな機会としてぜひご参加ください。
※より多くの方にご参加いただけるよう、講座をお昼(①14:00-16:30)と夜(②18:30-20:30)の2回設けています。内容は同じになりますので、ご都合のよい方にお申し込みください。
講座12:視覚障害、聴覚障害を持つお客様を
劇場に迎えるために
視覚障害・聴覚障害をもつお客様を迎える時、どのようなことを準備すれば楽しんでいただけるでしょうか? 実際の劇場ロビーや客席を使いながら、ロールプレイ形式で体験、一緒に考えていきましょう。
【日時】2017年10月17日(火)
①14:00-16:30(13:30受付開始)
②18:30-20:30(18:00受付開始)
【会場】国立劇場おきなわ 小劇場(浦添市勢理客4-14-1)
【講師】廣川麻子(NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク理事長)
美月めぐみ(演劇結社ばっかりばっかり)
【参加費】無 料
【お申し込み】件名を「講座申込み」として、本文に、
①希望日時、②氏名(ふりがな)、③所属団体(所属がある方)、④担当職務・役職、⑤住所、⑥電話番号、⑦メールアドレス
を明記して、EメールまたはFAXにてお申し込みください。
E-mail:okinawa★geidankyo.or.jp ←★を半角@に変えて送信してください
Fax:03-5353-6614
↓2017年のこれまでの講座一覧、講座レポートもぜひご覧ください↓
http://www.geidankyo.or.jp/okinawa/wp/lecture/2017/05/2078/
◆講師プロフィール
廣川麻子(NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク理事長)
1994年、日本ろう者劇団入団。2009年、ダスキン障害者リーダー育成海外派遣事業にて英国で障害者の演劇活動をテーマに研修。2012年に観劇支援団体「シアター・アクセシビリティ・ネットワーク」を立ち上げ、俳優、制作、ワークショップ、企画運営など演劇を中心とした活動を展開。2015年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
美月めぐみ(演劇結社ばっかりばっかり)
1985年、筑波大学附属盲学校専攻科音楽科卒。1990年、シンガーソングライターとして、日本点字制定100周年記念イメージソング『幸せを開くカギ』をリリース。2007年、夫と共に、「演劇結社ばっかりばっかり」旗揚げ。俳優、劇作家、演出家、作詞・作曲家、バリアフリーアドバイザーとして活動「観る側も、演じる側も、バリアフリー」を理念として、“少しでもわかりやすいバリアフリー演劇”を追求している。2017年、NHKラジオドラマ『ブラインド探偵(アイ)』に、脚本、声優として関わる。